セカンドオピニオン外来
セカンドオピニオン外来のご案内

ご自身の治療について、もう一つの専門的な意見を。
下高井戸脳神経外科クリニックでは、他の医療機関で診断や治療方針の説明を受けた患者様を対象に、セカンドオピニオン外来を設けております。
現在の診断や治療内容に対して「この方針で本当に良いのか」「他の治療法の選択肢はないか」といったご不安に対し、脳神経外科専門医が中立的な立場から意見をお伝えいたします。
患者様やご家族が納得して治療方針を選択できるよう、医療判断を支援することを目的としています。
セカンドオピニオン外来とは
他院で診療を受けている方が対象です。
現在の主治医の診断や治療方針について、当院の専門医が提供資料に基づき、医学的見解をお伝えします。
新たな検査や投薬などの診療行為は行いません。
(本外来は保険適用外の自由診療です。)
このような方におすすめです
- 他院で「手術が必要」と言われたが、他の治療法がないか知りたい
- 現在の診断や方針に納得できず、別の意見を聞きたい
- 経過観察で良いと言われたが、念のため確認したい
- もやもや病、未破裂脳動脈瘤、脳腫瘍、頸動脈狭窄症などの治療法を比較検討したい
対象となる主な疾患
- 未破裂脳動脈瘤
- 脳主幹動脈狭窄症・閉塞症
- もやもや病
- 頚動脈狭窄症
- 脳腫瘍(髄膜腫など)
- 脳梗塞・脳出血の治療後フォロー
※急性期の脳卒中、外傷、くも膜下出血などの緊急性の高い症例は対象外です。
その他の疾患に関しては事前に対応の可否をご相談ください。
ご持参いただく資料
セカンドオピニオン外来は、すでに行われた検査や治療情報に基づいて意見をお伝えする外来です。
以下の資料をご準備ください。
資料はセカンドオピニオン実施の5日前までに当クリニックへお届けください。
- 主治医からの紹介状(診療情報提供書)【原則必須】
- MRI・CTなどの画像データ(CD-Rなど)
- 検査結果・血液検査・診療記録のコピーなど
- ご相談内容をまとめたメモ(任意)
紹介状のご用意について
セカンドオピニオン外来では、現在の診断や治療経過を正確に把握するため、主治医からの紹介状(診療情報提供書)をお持ちいただくことを原則としております。
紹介状には、これまでの検査結果や治療経過、投薬内容などが記載されており、より適切で実りあるご相談を行うために重要な資料となります。
やむを得ず紹介状のご用意が難しい場合は、検査画像(CD-R)や報告書などをご持参のうえで参考意見としてのご相談をお受けすることも可能です。
ただしこの場合、正式な意見書の発行や主治医との情報共有は行えませんので、可能な限り紹介状のご準備をお願いいたします。
料金(自由診療)
| 項目 | 料金(税込) |
|---|---|
| 30分まで (※30分を原則とします。相談内容により最長60分までとします。) |
22,000円 |
| 30分超〜45分まで | 33,000円 |
| 45分超〜60分まで | 44,000円 |
| 意見書の発行(主治医への報告書等を希望される場合/オプション) | 5,500円 |
※すべて消費税込み。
※保険診療の対象外(自由診療)です。
※意見書料は、相談内容により担当医が必要と判断した場合のみ加算いたします。
ご予約方法
セカンドオピニオン外来は完全予約制です。お電話にてお申し込みください。
自動電話応答にお名前と「セカンドオピニオン外来希望」とお話しください。内容を確認のうえ、担当者より日程調整のご連絡を差し上げます。
お電話でのご予約:
050-3526-0458
ご注意事項
- セカンドオピニオン外来では、検査・処方・治療などの診療行為は行いません。
- 急性期疾患(脳卒中・くも膜下出血・頭部外傷など)のご相談には対応できません。
- 現在の主治医を変更する目的での受診はお控えください。転院をご希望の場合は、主治医からの紹介状をもとに初診としてご相談ください。
- 本外来は自由診療であり、保険診療との併用はできません(混合診療の回避)。
- 個人情報および医療情報は守秘義務のもと厳重に管理いたします。
院長からのメッセージ
「治療方針をどう選ぶか」は、患者様にとって大切な決断です。
当院では、診断や治療方針について冷静かつ客観的に検討できるよう、専門的な立場から丁寧にご説明いたします。
お一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。
セカンドオピニオン外来は、院長 髙橋里史(日本脳神経外科学会専門医)が担当いたします。
院長の経歴につきましては、こちらのページをご覧ください。
院長 髙橋 里史


