奥入瀬の紅葉がクリニックに― 高田啓介先生の作品をご紹介します
2025.09.21
奥入瀬を描いた洋画家・高田啓介先生の作品を中待合に飾らせていただきました
このたび、下高井戸脳神経外科クリニックの開業にあたり、普段から大変お世話になっている 山本茂様、美枝子様ご夫妻より、心温まるお祝いとして絵画を頂戴いたしました。
山本様ご夫妻は人生の大先輩であり、幅広い分野でご活躍されている方々です。お話をお伺いするたびに、私にはまだ見ぬ広い世界を感じさせていただき、毎回お会いできることを楽しみにしております。
洋画家・高田啓介先生のご紹介
今回お贈りいただいた作品は、山本様のご学友である洋画家・高田啓介先生が手掛けられた油彩画です。
高田先生は二戸市ご出身の洋画家で、近年では昨年11月より全国公開された映画 『海の沈黙』(若松節朗監督、倉本聰原作・脚本)において、物語の核となる絵画を制作・監修されました。
作品「奥入瀬紅葉」について
本作品は2024年に描かれたもので、奥入瀬渓流を題材とされたものです。
先生は昨年10月から初冬の1月初旬にかけて現地を訪ねられ、十和田湖畔の厳しい寒さと初雪の景色、そして昼には雪が解けて現れる鮮やかな紅葉を目の前に、繰り返し筆を重ねられました。
キャンバスに広がる深紅や橙の紅葉、渓流の緑と白が織りなす勢いは、自然の生命力を鮮やかに映し出し、絵の前に立つと奥入瀬の空気や水音まで伝わってくるようです。
クリニックにてご鑑賞いただけます
この素晴らしい絵画は、クリニックの中待合の壁に飾らせていただいております。
診察の合間にぜひ足を止めてご覧ください。
改めまして、このように貴重な作品をお贈りくださった山本様ご夫妻に、心より厚く御礼申し上げます。