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東京で頭痛外来をお探しの方へ

クリニックからのお知らせ  / 頭痛

東京で頭痛外来をお探しの方へ

本ページに使用している画像は、生成AIを用いて作成したイメージ画像です。実在の人物・患者さまとは関係ありません。

下高井戸脳神経外科クリニックの頭痛診療について

「いつもの頭痛だから」「頭のMRI検査をしたけれど“異常なし”と言われたから」
そのような理由で生活に支障がある頭痛にたいして我慢を続けていませんか?
片頭痛をはじめとする慢性頭痛は、日常生活の質(QOL)を大きく低下させ、毎日の生活に深刻な影響を及ぼしうる疾患です。社会全体で見ても、慢性頭痛による経済的損失は決して小さくありません。
一方で、やっと決心して、忙しい毎日のなかで時間を作って病院を受診しても「画像上は危険な病気がありませんでした」と説明されるだけで、そのまま十分な治療につながらないケースも少なくないのが現実です。
そのような現状の中で、現在、頭痛外来は「単に痛み止めを処方する場」ではなく、「頭痛による生活の支障を軽減し、患者様の満足度とQOLを高めるために必要な専門医療」としての役割を担うことが期待されています。
受診いただくみなさまの頭痛を少しでも軽減して頂くお手伝いをして、より快適な毎日をお過ごしいただくお手伝いをさせていただくことは我々下高井戸脳神経外科クリニックの最優先事項のひとつであり、スタッフ一同が大切に考えるミッションです。

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頭痛外来にはどのような役割が求められるのか

頭痛外来には、主に次の4つの役割があります。

1.二次性頭痛を確実に除外すること

頭痛の中には、くも膜下出血、脳腫瘍、血管障害など、場合によっては生命に関わることもある「二次性頭痛」が含まれることがあります。
これらを神経学的診察と画像検査(MRI)を用いて確実に鑑別・除外することが、頭痛外来の最も重要な役割の一つです。

2.国際分類に基づいた正確な診断

頭痛外来では、国際頭痛分類(ICHD-3)に基づき、頭痛のタイプを大まかな診断ではなく、より詳細に分類し、踏み込んだ診断を行うことが求められます。

3.ガイドラインに準拠した標準的治療

最新の診療ガイドラインに基づき、急性期治療や予防療法を適切に選択します。
薬物療法だけでなく、頭痛の病態や原因をわかりやすく説明し、患者様と情報を共有することも治療の一部です。

4.難治例・複雑例への対応

かかりつけ医では対応が難しい頭痛や、薬剤の使用過多による頭痛(MOH)など、複雑なケースに対応する専門医療機関としての役割も担います。

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実際に当院で診断された「二次性頭痛」

下高井戸脳神経外科クリニックの頭痛外来では、これまでに以下のような二次性頭痛が診断されています。
椎骨動脈解離
可逆性脳血管攣縮症候群(RCVS)
• 急性硬膜下血腫
• 脳腫瘍
• 脳静脈洞血栓症
• 下垂体卒中
• 副鼻腔炎
特に、椎骨動脈解離やRCVSは、頭痛を主訴に受診される患者様においてまま見つかることがあるため、これらの頭痛の特徴を有する経過の患者様においては特に該当する所見に注意を払って診察とMRI画像の読影をしております。
これらは単純CTで診断することは困難な疾患で、MRI(MRAを含む)が診断の重要な1ピースとなる疾患です。

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なぜ頭痛診療にMRIが重要なのか

二次性頭痛の診断において、CTは出血性病変や骨病変の評価に優れています。一方でMRIは、
• 脳実質
• 動脈(MRA)
• 静脈(MRV)
• 髄液腔
• 硬膜
といった構造を詳細に評価でき、多くの頭痛疾患で第一選択または必須の検査となります。
特に、
• 脳動脈解離
• RCVS
• 静脈洞血栓症
などは、単純CTでの診断は困難である場合があり、MRIで初めて診断につながることも少なくありません。

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下高井戸脳神経外科クリニックの頭痛外来の流れ

当院では、以下の流れで頭痛診療を行っています。

1. まず、頭痛のお話をしっかり伺います

いつから、どのような痛みが、どんな状況で起こるのかを丁寧に確認します。頭痛が悪化する要因や、これまでの治療歴とその効果についてもお話をお伺いいたします。

2. 詳細な神経学的診察を行います

脳神経から運動神経、感覚神経等の詳細な神経所見の有無から、考えられる疾患を絞り込みます。

3. 必要に応じてMRIで二次性頭痛を除外します

院内にMRIを設置しているため、原則として同日中の検査が可能です。

4. 原因を整理し、診断を行い治療方針を決定します

問診・診察・MRI所見を総合して頭痛の原因を診断いたします。初回で確定診断に至らない場合には思考のプロセスを共有し、その後の治療のロードマップをお示しいたします。
薬剤の選択に加え、生活習慣の調整が必要な場合はその点もご説明します。
処方する薬剤の副作用や効果的な内服のタイミングについても、共有させていただきます。

5. 治療効果と副作用を評価し、見直しを行います

漫然と薬を続けることはせず、頭痛の変化に応じて治療を調整します。

6. 頭痛に悩まされない日常をみなさまと一緒に目指します

皆さまの毎日の生活が、頭痛によって妨げられないことが私たち下高井戸脳神経外科クリニックの願いです。

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当院で比較的多く対応している頭痛の種類

当院では、以下のような頭痛診療を行っています。
片頭痛(頓服薬・予防薬・CGRP関連薬、生活指導)
• 緊張型頭痛(処方、生活指導)
• 後頭神経痛(処方、生活指導)
• 群発頭痛(頓用薬・予防薬・酸素吸入)
TACs(自律神経性三叉神経頭痛)(処方)
RCVS (処方、画像によるフォローアップ)
• 薬剤乱用性頭痛(MOH)(処方、内服薬の見直し)など
片頭痛のように頻度の高い一次性頭痛から、専門的判断を要する頭痛まで、幅広く対応いたしております。

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診察時間と待ち時間についてのお願い

待ち時間の短縮にスタッフ一同で取り組んでおりますが、
診察 → MRI検査 → 結果説明・治療方針の確認 → 会計まで、
• 最短:約1時間
• 平均:約2時間
• 混雑時:約3時間以上
かかっております。
当日中のMRI検査をご検討の場合には、どうぞお時間に余裕をもってお越しください。
席数は限られますが、待ち時間にPC等の作業をして頂けるスペースも確保しております。

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ご自身の頭痛を理解することが、治療の第一歩です

当院のブログでは、さまざまな頭痛についてご紹介しています。
最近では、ブログをお読みになられたうえで「自分の頭痛はこのタイプではないか」と考えられ、ご相談に来られる患者様も有難いことに増えてきていらっしゃいます。
そのような場合、実際の診断とご本人様のお見立てが一致することも少なくありません。
ご自身の頭痛のことをいちばん良くご存じなのは、あなたご自身です。
私たちは問診を通じて、患者様がご自身の頭痛の特徴を理解できるようお手伝いし、必要な診察と検査を組み立て、その結果を医学的根拠とともにお伝えしたいと考えています。

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まとめ|「いつもの頭痛」とあきらめる前に

頭痛は、正しく診断し、適切に治療することで軽減することができる場合が少なくありません。
「お薬合っているみたい」「前回から一度も頭痛が起きなかったよ!」という患者様からのお言葉が我々の大きな喜びです。
「いつもの頭痛だから」とあきらめてしまう前に、ぜひ一度ご相談ください。
私たちは、東京近郊で頭痛外来をお探しの方にとって、安心してご相談いただける場でありたいと考えています。

Q and A

頭痛外来では、どのような考え方で頭痛の診療を行っているのですか?

頭痛外来では、まず頭痛の経過や特徴を丁寧にお伺いし、神経学的診察や必要に応じた画像検査を組み合わせて、頭痛の原因やタイプを整理します。そのうえで、国際頭痛分類や診療ガイドラインに基づき、患者様一人ひとりの状況に応じた診断と治療方針を検討していきます。

以前にMRIで「異常なし」と言われましたが、頭痛外来を受診する意味はありますか?

はい、ございます。MRIで危険な病気が否定された後に、頭痛のタイプを正確に診断し、適切な治療につなげることが頭痛外来の役割です。「異常なし」という結果は、治療が不要という意味ではなく、そこから頭痛診療が始まることも多くあります。

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頭痛の診断には必ずMRIが必要なのでしょうか?

すべての頭痛にMRIが必要なわけではありませんが、神経学的診察や経過から二次性頭痛が疑われる場合にはMRIが重要な情報を与えてくれます。CTでは分かりにくい血管や脳実質、髄液腔の評価においてMRIは特に有用です。

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当日中にMRI検査を受けることは可能ですか?

当院では院内にMRIを設置しているため、診察内容に応じて原則として同日中のMRI検査が可能です。ただし、診察から検査、結果説明まで一定のお時間がかかるため、お時間に余裕をもってご来院ください。

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頭痛外来では、どのような頭痛に対応していますか?

片頭痛、緊張型頭痛、後頭神経痛をはじめ、群発頭痛やTACs、RCVSなど、一次性頭痛から専門的判断を要する頭痛まで幅広く対応しています。また、必要に応じて二次性頭痛の除外やフォローアップも行います。

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頭痛の治療は、薬を飲み続けることになるのでしょうか?

必ずしもそうではありません。頭痛のタイプや頻度に応じて、頓用薬、予防薬、生活習慣の調整などを組み合わせて治療を行います。漫然と薬を続けるのではなく、効果や副作用を評価しながら治療内容を見直します。

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薬の副作用が心配なのですが、大丈夫でしょうか?

頭痛の治療薬の中には、副作用に注意が必要なものもあります。当院では、薬の効果だけでなく、副作用や内服のタイミングについても十分に説明し、患者様と情報を共有したうえで治療を進めます。

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診察にはどのくらい時間がかかりますか?

診察内容やMRI検査の有無によって異なりますが、診察から検査、結果説明、会計まで最短で約1時間、平均して約2時間、混雑時には3時間以上かかる場合があります。当日中にMRI検査をご希望される場合は、時間に余裕をもってお越しください。

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自分の頭痛がどのタイプか分からないのですが、受診しても大丈夫ですか?

もちろん大丈夫です。ご自身の頭痛の特徴を丁寧にお伺いし、神経学的診察や必要な検査を組み合わせて診断を進めます。ご自身で「この頭痛かもしれない」と感じていることも、診断の大切な手がかりになりますので是非お聞かせください。

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「いつもの頭痛」でも相談してよいのでしょうか?

はい。「いつもの頭痛」と思っていても、適切な診断と治療によって症状が軽減するケースは少なくありません。頭痛に悩まされない日常を目指すためにも、あきらめる前に一度ご相談ください。

受診をお考えの方へ

頭痛の診断と治療には詳細な問診と必要に応じたMRIによる頭蓋内疾患の除外が重要であると考えています。頭痛でお困りの方は初診枠をご予約ください。
下高井戸脳神経外科クリニックは、
東京都杉並区・世田谷区・渋谷区西部を中心に、京王線・世田谷線・小田急線沿線から通院しやすい立地です。
京王線(下高井戸・明大前・桜上水・千歳烏山・上北沢・八幡山・芦花公園・笹塚・代田橋)、京王新線(幡ヶ谷・初台)、東急世田谷線(松原・山下・宮の坂)、小田急線沿線(代々木上原・東北沢・下北沢・世田谷代田・梅ヶ丘・豪徳寺)、渋谷区西部(上原・大山町・西原・本町)から通院しやすい立地にある脳神経外科専門クリニックです。
頭痛・めまい・しびれ・脳梗塞後の経過観察などを中心に、日本脳神経外科学会専門医である院長が、診察から検査結果の説明まで一貫して対応しています。
初診枠をご予約のうえご来院いただいた場合、症状と診察所見から医学的に必要と判断され、かつMRI検査の禁忌事項がない場合には、当日中にMRI検査および結果説明が可能です(土曜日も17時開始枠まで初診予約が可能です)。
詳しいアクセス方法は、サイト内のアクセス案内をご覧ください。
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参考文献

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本記事の執筆者について

本記事は、下高井戸脳神経外科クリニック院長であり、日本脳神経外科学会専門医・医学博士の 髙橋 里史 が執筆しています。
国際的な総説論文・標準的教科書に基づき、専門的な内容を一般の方にも分かりやすく整理しています。

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