MRI利用のご案内
(医療施設向け)
LookRec導入により、MRI画像の即時共有・クラウド返却が可能です。
下高井戸脳神経外科クリニックでは、MRIを含む画像検査の効率的な運用と、近隣医療機関様や基幹病院様とのシームレスな連携を実現するため、株式会社エムネスが提供するクラウド型DICOMプラットフォーム「LookRec(ルックレック)」を導入しています。
LookRecとは
LookRecは、クラウド上でDICOM画像の保存・閲覧・共有を可能とするクラウド型DICOMデータプラットフォームです。
従来のオンプレミス型PACSと比べ、迅速かつ安全な画像管理と医療機関間のデータ連携が可能です。
詳しくは公式サイトをご覧ください:https://mnes-lookrec.com/service/lookrec
当院での運用について
画像検査のみのご紹介をご希望の医療機関の先生方へ
当院では、他施設様からのご紹介によるMRI検査にも対応しております。下記のいずれかの方法で、画像および読影結果をご返却いたします。
LookRecを用いたクラウド返却(推奨)
- 検査画像は検査終了直後から紹介元医療機関にてLookRecを介して閲覧可能
- 読影レポートは数日以内に追加されます
- 患者様は検査後すぐにご帰宅いただけます
CD-ROMおよび紙レポートによる返却
- 従来通りの手渡し形式にも対応しております(ご発送まで数日お時間を頂戴します)
※1の方法をご利用いただくには、株式会社エムネスにてお持ちのGoogleアカウント(Gmail)とクラウドの紐付けが必要となります。
継続的にご依頼をいただく場合、費用は当院が負担いたします。Chromeのブラウザが使用可能であれば他にソフトは必要はありません。
読影について
- 頭部領域は、当院の脳神経外科・脳卒中専門医が担当
- 頭部以外の体幹・整形外科領域は、提携する放射線科専門医が担当
※読影料は当院が負担いたします。なお、検査目的の受診でも「初診扱い」となりますので、患者様へのご案内をお願いいたします。
基幹病院との連携
大学病院や地域の中核病院など、基幹病院様からのご紹介により、当院で画像の経過観察を行うことも可能です。
たとえば、未破裂脳動脈瘤や頸動脈・頭蓋内動脈の狭窄など、経過観察中に外科的介入の判断が必要となる疾患については、画像所見に変化があった場合に、あらかじめご登録いただいたメールアドレス宛に匿名化画像の閲覧リンクを送付いたします(リンクの有効期限は3日間)。
この場合、株式会社エムネスのID発行は不要であり、特定の医師との個別連携も可能です。
LookRecを用いた医療連携導入のメリット
迅速な画像共有
患者様がご帰宅される頃には、紹介元医療機関にて画像閲覧が可能
専門医による読影
クラウド経由で放射線科専門医が迅速に読影レポートを作成・共有
高いセキュリティ水準
CDや院内サーバーを使用せず、クラウド上で安全にデータを管理
災害・トラブル時の冗長性
テザリング等を利用し、通信障害時にも運用継続が可能
※現在、LookRec参照の際に用いられる患者IDは当院で発行されたものとなります。
当院では、画像診断の質とスピードを両立し、地域のMRI撮影拠点として信頼いただける体制を整えております。
LookRecを介した連携の導入・運用に関するご質問やご相談は、どうぞお気軽に当院までお問い合わせください。
医療機器販売名 : ルックレック
医療機器認証番号: 227AGBZX00096000